近況:正月の思い出
姪と遊び人間らしさを取り戻す
年末にインフルエンザに罹ったことで精神が疲れ切った状態で帰省したが、姪二人の相手をしていたらなんとか人間として生きている実感が湧いてきた。インフルエンザの症状がつらくてというより、症状が少し収まって頭がクリアな状態で一日寝ていたら永遠のように長い賢者タイムのような物が訪れて、様々なことを反省してしまったというか、まあそんな感じ。
さて、上の姪はともかく、下の方は人見知りが激しく、なんか知らん奴が家にいるぞと警戒して奥の部屋に隠れてしまう(そこ昔は私の部屋だったんですがね……)
そこで一昨年あたりからぼちぼち練習していた絵である。ダイソーのらくがき帳にプリパラの絵を描いてみる。何枚か描いたが下のが個人的には出来が良かった(出来が良いというかフカンとか付けてないから簡単ってだけだ)
一気に興味を示すお子二人。やはり子供には絵が強い。完全に絵の時代が来た。次はプリキュアを描いてほしいと言われた。やっぱりプリキュアか……プリパラやアイスタと比べるといまいち大人が見ても面白くないので、最近は全然見てないんだけど、堀江由衣が出てることぐらいは知ってるし、資料を見ながら描けばまあ関係ない。
とはいえ最近の子供はiPadなんてものを持っているので、絵に飽きるとユーチューブを見始めてしまう。それで、ユーチューバーどもがスーパーマリオワールドの歌(歌詞なんてあったか?)を歌ったりするので、彼らは見たこともない筈のスーパーファミコン版マリオのBGMを知っているのである。ユーチューバーになりたいなんて子供が出てくるわけだ。ユーチューバーをなめとったらあかん。尚、歌詞は「ニートがいっぱい」ではなかったと思う。
ミニファミコンを譲る
その姪の母、つまり私の姉なんだけど、ミニファミコンを置いて遊んでいたら、どこを探しても見つからないので定価で譲ってくれと言われた。どうせ実家に置いてくるつもりだったので、半額でいいわと言って定価/2でミニファミコンは姉のものになった。
何回か書いているようにファミコンには思い入れが無いので、私としては今年出ると見込んでいるミニスーファミが本命なのである。ハード的には多分ミニファミコン全くそのままでスーファミのエミュレータが動くだろうし、他メーカーとの交渉などソフト面はファミコンでの実績をベースにスムーズに出来るだろうし、ビジネス的にミニスーファミはオイシイと思うんだけど、どう?絶対出すでしょ (都合のいいことを並べました)
iPhoneが膨らむ
iPhoneは膨らむものであるというのは有名な話だが、我がiPhone 3GSにもとうとうおめでたがやって来てしまった。
去年の暮れあたりから急激に電池の持ちが悪くなり、流石にもう寿命かーと思って上着のポケットに入れてしばらく放置していたらこうなっていた。時々ポンッとか音を立てるので完全に危険物だ。こんな物を家に置いておくわけにはいかない。早く放逐しなくては。ということで(私物ではないので)これ機種変できます?と相談したところあっさりOKが出た。こんなに簡単ならさっさとしておけばよかった気もするけど、まあインターネットは私物のiPadで見るし、電話受けるだけなら3GSで十分なんだよ。破裂さえしなければ。
近況
www.youtube.com
年をまたいでしまいましたが、二宮さん提供のqSPCテスト曲を。パンポットを使用してステレオになっています。水平同期がちょっと乱れてるけど、年末に急いで収録したので撮り直さなかった。ケーブルはこの前新調したばかりなので、本体側の端子が錆びてんのかな……
ボクはファミコンが欲しかったのに
https://www.amazon.co.jp/dp/B00NASDYDE/
「ゲームセンターCX」の構成作家、岐部昌幸氏の本。ジャンルは「小説」ということで一応フィクションなんだけど「群馬の小学生キノマサミチ」はどう考えても岐部氏本人のことで、まあ「ちびまるこちゃん」みたいなものか。
ゲームセンターCXは地上波分しか見てないんだけど、その地上波で流れた「スーパーマリオランド」の回で台本が間に合わなくて有野課長に怒られていた(メールが使えるのにFAXが壊れて送れないと言い訳をしてさらに怒られた)あの岐部先生なので印象に残っている。
もちろん面識なんて一切無いんだけど勝手に、一方的に「レトロゲーム開発仲間」認定をして、購入。
つまるところ完全に著者の名前だけで買ったんだけど結構面白かった。自分は兵庫だし世代が1コか2コ下でだいぶ舞台設定が違うけど、毎日しょうもないことで真剣に悩む小学生時代のあの感じだけは誰でも共通ということで。
作中ではファミコンを持っているというだけで冴えない子が突然カーストの上位にポップアップしたりするが、自分の頃はもうゲーム機がコモディティ化してたのでスーファミを持ってるだけで学校のヒーローってことはなかった気がするな。そもそも学校でそんなにゲームの話してたっけ……ゲームじゃなけりゃ何の話をしてたのかももう思い出せないが。
Kindle版が1101円(紙版は1296円)というのがちょっと高い気がしたけど、Kindle版しか買ってないのでもしかしたら結構分厚くて立派な本なのかもしれない。ヒモとか付いてたりして。
20本の線で水槽を作る
正月ですが、スーファミの開発環境が入っているNUCを立ち上げる気にならないのでMacBookだけで何か一ネタ作ることに。
Game Programming Gems 4 に載っていた水面のシミュレーションアルゴリズム(iWave)で何か作ろうかと思って年末に図書館でメモを取っていたのでこれをお題とした。……昔読んだやつはもっと簡単なアルゴリズムだった気がするんだけど別の本かな。まあいいか。
ちなみに英語版はWeb上で見られる。
http://jerrytessendorf.blogspot.jp/2011/10/interactive-water-surfaces-jerry.html
いろいろ試した結果、グリッドの行数を20まで減らして、水平方向の折れ線だけでレンダリングして、水槽を横から見た感じにしてみた。20本の折れ線だけで水面を表現できるというのはなかなか良い気がする。
水面より下をフィル(塗る)というのも試してみたけど、余計なことはせず想像力に任せた方が却ってリアルに見えると思ったので結局フィルは無しにした。
あけましておめでとうございます
年末はインフルエンザで寝込んだりして散々でした。今年はせめて、人間らしく生きようと思います。
近況
毎年、ベーマガのライターや読者だった人が都内某所で適当に飯食ったりゲームしたりする会というのがあって
スーファミゲーをお披露目。と言っても、効果音だけでBGMは無し。グラフィックは前も書いた通り全取っ替えの予定ですが、知らなければ完成しているようには見えます。
新しいグラフィックの制作は新年ぐらいの見込みなので、その間にMMLコンパイラのパーサを書き直す予定。というのも、もうC++で普通に正規表現を使える時代になっていたのを知らなくて「極めて野蛮なコード」を書いてしまったので、std::regexに直していこうかと、思うんですよ。
その他、松原社長(d:id:nicotakuya)に見せていただいたもの
学研のLSIゲーム「パックモンスター」
見ての通りパックマンのパクリなんですが、本物と似てるようで違う気がする間抜けな音楽が流れます。青色LEDなんて製品レベルでは無い時代なので、これは蛍光表示管。明るくて見やすいのはいいけどガンガン電池を食います。
「キラキラスターナイトDX」
DXじゃない方をCDで持ってるので、ゲーム内容よりカセットや説明書を観賞。右に写っているファミコンのコントローラーは勿論、ミニじゃなくてオリジナルの方。なんだけど、これは確か起動しないやつで、直ちに奥から出てきた2台目で動かした気がします。
スーファミゲーム進捗
いろいろ出るようになった pic.twitter.com/LKz8kUtYqf
— 小保方るう子@シンガポール (@pornanime) 2016年12月11日
効果音関連の処理(S-CPU側からの指令+SPC側のドライバ実装)ができたので、ゲーム本体に入れていこうかと。1UPは冗談なので勿論使わないけど……
とりあえず、二宮さんからいただいている効果音のうち、豊井さんに依頼するグラフィックの刷新(多分年末ぐらいから)の影響を受けなさそうな物を先に入れるかな。
BGM用とは別仕様の簡易なシーケンサを回す感じの実装になっているんだけど、どうなのかなあ。フル装備のシーケンサを何本も走らせるのは不安だったのでこうしてしまった。ああ、計測せずに最適化しちゃったよ。まあいいか。